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宮崎の冬の風物詩!田野町の大根やぐらがライトアップ!田野駅前には大根やぐらイルミネーションも!

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こんにちは!宮崎の干し大根もイルミネーションも大好きなpokoです!

今年も田野町にある大根やぐらのライトアップが始まったと聞き、早速行ってみました!

宮崎市街地から田野町に向けて車を走らせること約30分で田野町中心地に。田野総合支所を通り過ぎ、日南学園頴学館を運動公園方面に上っていくと、会場案内の看板が見えてきました。

ここを曲がればそこは会場の田野総合運動公園グラウンド~!!

キョロキョロするも・・・あら?真っ暗・・・おかしいなあ。

ちゃんと大根やぐらライトアップ会場の看板(ちょっと薄暗くてわかりにくかったけれど)も見ながら来たし・・・。時間もライトアップの時間のはず・・・。

とその瞬間、いきなり・・・点灯ー!!

おーーー!!すごーーい!!!

今まで見たことのない光景に思わず歓声を上げ、見とれました。

電気がついていなかったのはたまたま電気のトラブルがあり、点検に田野町づくり協議会の方が来られまさにピッタリのタイミングで点灯したという、ちょっぴり嬉しいハプニング!

今日は照明の調子が今一つだそうで、(それでも十分綺麗でしたが)本来ならもっと綺麗にプリズムカラーがみえるそうです。ツイッターでの他の方の写真でご紹介しますね。

駐車場は大根やぐらの目の前!あまりに寒いときは車の中からライトアップを眺めることもできます。

駐車場も20台近く停められ、ゆったりしています。混雑もないのでデートや小さいお子さん連れのご家族にも良さそうです。

今年ライトアップされている大根やぐらは二基。手前が虹色のプリズムカラー。奥の方が単色でのライトアップ。どちらも素敵ですが、大根が真白なのでプリズムカラーが、白い大根によく映えて幻想的。

そして何より外から見るのも勿論良いのですが、中に入って見上げる大根やぐらが圧巻です!

虹色に輝く、高く干しあげられた大根たち・・・。これがみんな美味しいたくあんになるのね・・・とかすかにたくあんの香りのする畑の中で深呼吸しながら見上げるのも、自然の恵みを感じ、ただのクリスマスイルミネーションをみるのとは一味違う地球に感謝したくなるような幸せな感覚になりました。

大根やぐらがライトアップされることで、近隣の町から人がわざわざ見にきたり、写真を撮っていかれたりする。ライトアップの手間やメンテナンスは大変だと思いますが、この大胆な発想が田野町の大根やぐらのPRに大きな効果を上げていると思います。

満点の星空の下、大根畑のなかを散策し自然の恵みも同時に体験することができ、すっかり気持ちもリフレッシュ。

そして今回、電気の点検に来られていた田野町づくり協議会の曽地さんに、大根やぐらと田野町の魅力についてお伺いすることができました。

「田野町は自然も豊かで、人も温かい。本当にいい所ですよ。日本農業遺産認定や町の活性化に向けて大根やぐらをますます広めていこうと皆で頑張っています。

そうそう、田野駅もイルミネーションで大根やぐらをモチーフにしたものがあるから是非見ていってくださいね。田野駅の方は今年で10周年なんです!」とお話してくださいました。

せっかく教えていただいたので、帰る前に少し田野駅に寄り道して、おススメのイルミネーションを見ることにしました。

電車の窓からびっくり!?イルミネーションの中に、超リアルな大根収穫作業員を発見!

 田野総合運動公園から車で3分ほどで、田野駅に到着。映画に出てきそうな、かわいい小さな駅です。駅名の看板横にもサンタさんの可愛いイルミネーション。

さて町づくり協議会 曽地さんおススメの駅のイルミネーション、まず一つ目は・・・こちら!

ありました、ありました!見事な光る大根のついた大根やぐらに奥にはナイアガラ。そして左側に見えるのはイルミネーションでできた大根畑!そして・・・・ん?人影が!?

こんな夜に一体誰が?とおそるおそる近づいていくと・・・

動かない・・・なんと実物サイズの人形でした。あまりにリアルすぎて、今にも動き出すんじゃないかと内心びくびくでした(笑)しかもこのお人形、もう2体あるんです!

夜にこれが人形だと知らずに見たら、かなりびくっとします。このイルミネーションは電車の窓から良く見えるようにセッティングされているので、田野駅を電車で通る際はよく目を凝らして見てみてください(笑)怖かったので撮った写真もブレてますね(笑)すみません・・・。

そしてもう一つ、田野町づくり協議会の皆さんが毎年ひとつひとつ手作りされている大根イルミネーション。田野中学校3年生と田野小学校、七野小学校6年生による願い事の短冊がついた「夢短冊大根やぐら」です。

クリスマスと七夕が一度にやってきたような感じで面白いですね。ひとつひとつの願い事を見させてもらうと、将来の夢や、ささやかな日常の願い事など様々で、子どもたちの夢が叶うといいなと思わずほっこり温かい気持ちになりました。

町の方々の地域を愛し、子どもたちを見守る温かさを感じる田野町のイルミネーション。

大根やぐらのライトアップも宮崎ならではで、田野駅のインパクトのあるイルミネーションも楽しく、またドライブがてら期間内に訪れたいと思います。

宮崎市田野町はたくあん用の干し大根生産日本一。

毎年冬の寒さが厳しくなる12月頃から収穫された大根が、高さ6メートル、長さ100メートル程もあるやぐらに干され、やぐらの数は250基ほどにもなるそうです。2週間程鰐塚山から吹く乾いた寒風「鰐塚おろし」にさらされ、宮崎の日差しを浴びて美味しい干し大根になるのです。

 パリパリの美味しいたくあん用の干し大根を作るため、大根をやぐらで干すのは手間もコストもかかります。今では干さずに漬けこむたくあんが主流の中、この天日干しの製法を守っているのは宮崎と鹿児島の一部の地域だけ。大根やぐらのある景色は全国でも珍しい光景なのです。

道本食品 - 宮崎県田野町 やぐら干し大根 日向漬
宮崎県田野町 やぐら干し大根 日向漬

 そして2020年には、田野町の大根やぐらはGOOD DESIGN賞を受賞。更にその農業形態や地域の結束に貢献していることが評価され「日本一の干し大根と大根やぐら」をシンボルにした田野・清武地域の活動が、GOOD DESIGN AWARD 100にも選出され、地元宮崎での認知度もぐっと上がってきています。

農産物
本地域は、農業が中心となって発展してきた。その中でも、「干し大根」は、本地域を代表する農産物であり、「干し大根」を生産するための設備である「大根やぐら」は、橋の親柱や物産センターのモニュメントのデザイン使われる等、本地域を代表する冬の風景であるとともに、地域住民が長年作り上げてきた農業形態であり、地域の誇りである。

そんな宮崎の誇りでもある冬の風物詩、大根やぐらのライトアップが始まったのは意外にも最近のことで4年前からとのこと。

「田野・清武地域日本農業遺産推進協議会」を中心に、大根やぐらをシンボルに、日本農業遺産の認定に向けての機運醸成、干し大根・大根やぐらの知名度向上を目的としてライトアップされているそうです。

田野町大根やぐらのライトアップ

期間:令和2年12月11日(金)~令和3年1月15日(金)

時間:18時から22時

場所:田野運動公園南側駐車場横 大根やぐら 

※今年度は法光坊地区のやぐらのライトアップはありません。

駐車場:約20台

トイレ・自動販売機(運動公園内に有)

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